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ミニディスクとは、ソニーがコンパクトカセットテープの後継として1992年(平成4年)に製品化した光学ディスク記録方式でMD と呼ばれていました。
直径64mmの光学ディスクに60~80分間の記録ができました。

CDの約半分の大きさ(直径64mm)
CDと同様の光学記録面

カートリッジに入っていて取り扱いやすくてMDウォークマンやカーオーディオなど屋外の使用にも便利でした。
日本国内のメーカーから、ポータブル用から高級機までさまざま製品が発売されていました。
しかし、コンパクトカセットから完全に移行することなく2000年代前半をピークに、iPodなどのデジタルオーディオプレーヤーの流行やCDの録音はCD-R/CD-RW が一般的になり、屋外録音もICレコーダーが広まったため、2015年頃から録再機を見なくなりMDディスクもほぼ販売されなくなりました。

MD録再機デノンDMD1500

音質はデジタル録音のため音質劣化少なくノイズもなく、現在でも充分に活躍できるメディアだと思います。
(山本尚)