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足裏に鉛筆の芯が刺さりました。
初来院時の傷には異物は見えませんでした。

受傷直後、痛みはない

その後は痛みなく運動していました。
それから25日後に突然に足が突けないくらい痛み出して来院しました。
前回の傷跡の周囲が赤く腫れていました。
表面のカサブタを取ると鉛筆の芯の先の部分が自然に出てきました。

受傷25日後、痛みと腫れがある

刺さった鉛筆の芯を抜き取ると痛みは消え問題なく歩けるようになりました。
皮下異物は皮膚に刺さったあと感染や出血や疼痛などを起こしていなければ、経過を見ているうちに皮膚直下に移動してきて排出されます。
(山本尚)