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以前は演奏や歌をオープンリールテープに録音して編集を行い、レコーダ原盤をカッティングしてレコードをプレスしたり、デジタルに変換してCDにしていました。
ですからオープンリールテープには最高音質の演奏が録音されていました。
演奏を直接録音することを生録と呼びそのテープを生録テープとして有り難たがったものです。
オープンリールテープへの録音方式はいろいろあり、トラック数が少なくテープ走行スピードが速いほど高音質で録音できます。最高の音質は2トラック38cm/sという方式です。
写真には10号リールのScotch社の206番と207番のテープに2トラック38cm/sで生録音されたものと、7号リールテープに4トラック19cm/sで録音された市販のミュージックテープが写っています

テープを再生する器械をテープデッキと呼びます。

スイスのスチューダー社製のルボックスと日本のAKAI社製のテープデッキを使っています。

スイスのスチューダー社製のルボックス
日本のAKAI社製

(山本尚)