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レコード針を交換すれば音質の変化が楽しめます。
常用しているオルトフォンのSPUからシュアーのタイプⅢに変えてみました。

レコード針はレコード盤に刻まれた機械的な信号を音という電気信号に変換するのですが、その信号変換方式の違いや音作りの考え方の違いで、それぞれが個性的な音質を持っています。

1960年から1970年頃に制作されたEP盤はその時代に普及したポータブルレコードプレイヤーで十分な音量が出るように、レコード盤の音溝の振幅が大きいのでレコード針の機械的な追従性も大きな要素になります。
オルトフォンの暖かくて緻密な音質から明るくて軽く広がり感のある音質に変化しました。
(山本尚)