治療に苦労した爪囲炎

来院時、爪周囲が腫れて痛みがあり、爪も変色していました。
爪の両側にチューブを入れて抜けないように爪と糸で固定して炎症はかなり改善しました。
爪の食い込みによる周囲の炎症の治療のためワイヤーにより爪の変形の矯正をすることにしました。
爪が長期にわたる周囲の炎症の分泌物により軟化していましたので、チューブで爪の両端を保護してワイヤーを掛けました。
そして周囲の炎症は消失して肉芽も完治しました。
もろくなった爪をチューブで保護して爪のワイヤーによる矯正を行った症例です。

（山本尚）