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スライサーによるけがは多く、大半は来院時に止血していません。
傷が汚染されてなく骨まで達していないとき、切り落とした皮膚がない場合はアルギネート創傷被覆材で傷を覆います。
約7日間で皮膚ができてカットバンで処置できる程度に治ります。
この間は濡らさないように注意しなければなりません。

圧迫して止血した
創傷被覆材を当てた
9日後、中央に傷が残る
4週間後、日常に支障はない

スライサーでけがした場合は傷口を水道の流水で水洗いして傷口を直接圧迫してください。
指を輪ゴムで縛らないようにしてください。
また傷口にティッシュを当てたり軟膏を塗ったりせずガーゼやラップを当てて直接圧迫して外科を受診してください。
(山本尚)