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できものを切除するときにバイオプシーパンチを使って切り取る方法です。

バイオプシーパンチ

局所麻酔したあと、柄に円型の刃がついたバイオプシーパンチでできものの周りを円く切り、できものの下で切り離します。
掲載した症例では直径6㎜のバイオプシーパンチで切りぬきました。
傷の中に止血剤を入れて終了です。

口の上のできもの
バイオプシーパンチを使ってくり抜き
くり抜き後の様子
止血剤塗布

丸い傷跡は次第に小さく浅くなり、3~4週間で皮膚に覆われます。

術後4週間
術後3ヵ月後

傷跡はしばらく赤いのですが徐々に周囲と同じような皮膚に変化します。
縫って閉じるより経過が長いのですが、縫った跡が気になる場合は選択枝の一つです。

そのほかの症例

症例① 頬のできもの
症例① 術後1年
症例② あごのできもの
症例② 術後1年9ヵ月

こちらの治療は医療保険が使えます。
(山本尚)