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初夏は海水温が高くないので、ウニが浅い砂浜にいます。
はだしで歩くとウニを踏んだり蹴ったりして、そのトゲが足の裏に刺さることがあります。
ウニのトゲはもろくて摘まんで取ろうとすると折れたりつぶれたりして取り残す事があります。
その場合は数日間待っていれば自然に表面に出てきて取り出しやすくなります。
痛みや腫れなどで困らないのであれば数日間待ってから摘出するのが容易です。
摘出する時は、つぶさないように、また奥へ押し込んでしまわないようにするため少し切開して周囲を広げて摘出します。
局所麻酔をしますがその注射のときに注入した薬液に押し出されることもあります。

受傷1週間後に疼痛があるため2ヵ所からトゲを摘出した
その後1週間して踵側面に疼痛
局所麻酔したところトゲがとびだしてきた

奥に残ったウニのトゲは厄介ですから医療機関で処置を受けて下さい。
(山本尚)